基本構文
INSERT INTO テーブル名 (列1, 列2, 列3, ...) VALUES (値1, 値2, 値3, ...);
- INSERT INTO: 新しい行を挿入するためのキーワードです。
- テーブル名: データを挿入する対象のテーブルの名前です。
- (列1, 列2, 列3, …): 挿入するデータの列を指定します。これはオプションですが、指定しない場合はすべての列にデータを挿入することになります。列を指定することで、特定の列にのみデータを挿入できます。
- VALUES (値1, 値2, 値3, …): 挿入する値のリストです。列の順序に対応しています。値を挿入する列が指定されている場合、列を省略して値を挿入することはできません。挿入する値の数と列の数は一致している必要があります。
例を挙げて説明します。以下の例では、employeesという名前のテーブルに新しい行を挿入します。
INSERT INTO employees (employee_id, first_name, last_name, hire_date) VALUES (101, '太郎', '山田', '2022-03-12');
まとめ:
- INSERT INTO文は、テーブルに新しい行を追加するためのSQLの基本的な構文です。
- VALUES句は、挿入する値を提供します。列の順序に対応していることを確認してください。
- 列を指定せずにINSERT INTOを使用する場合、すべての列に値を挿入することになりますが、一般的には特定の列にのみデータを挿入することが好ましいです。
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