Vue.jsの $watch() メソッドは、Vueインスタンス内のデータの変化を監視するために使用されます。特定のデータプロパティの値が変更されたときに、コールバック関数が呼び出されます。これは、リアクティブな動作を実現し、データの変更を検知して適切な処理を行うのに役立ちます。
そもそもVue.jsとは?という方は以下のリンクからご覧ください
Vue.jsとは?以下は、$watch() メソッドの基本的な構文です
javascriptvm.$watch('expression', callback(newValue, oldValue))
vm: Vue インスタンスへの参照です。
‘expression’: 監視するデータプロパティのパスを指定します。このパスは、Vue インスタンスのデータオブジェクト内のプロパティを参照します。例えば、’myDataProperty’ のような形式です。
callback: 監視対象のデータが変更されたときに実行されるコールバック関数です。この関数は、新しい値(newValue)と変更前の値(oldValue)の2つの引数を受け取ります。
javascriptvar vm = new Vue({ data: { count: 0 }, created: function () { // 'count' の変化を監視し、変化があった場合にコールバック関数を実行する this.$watch('count', function (newValue, oldValue) { console.log('countの値が変更されました。新しい値:', newValue, '古い値:', oldValue); }); } }); // 'count' の値を変更する vm.count = 1; // コンソールに "countの値が変更されました。新しい値: 1 古い値: 0" が出力される
この例では、$watch() メソッドを使用して count プロパティの変更を監視しています。count の値が変更されるたびに、指定されたコールバック関数が呼び出され、新しい値と古い値がコンソールに出力されます。
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