vm.$props
は、Vue.jsのインスタンス内で利用可能な特別なプロパティです。このプロパティは、親コンポーネントから渡されたプロパティの値を含むオブジェクトです。Vue.jsコンポーネントは、親コンポーネントからデータを受け取るためにプロパティを使用します。vm.$props
を使用することで、コンポーネント内でこれらのプロパティにアクセスすることができます。
以下は、vm.$props
の使用例です。
<!-- ParentComponent.vue -->
<template>
<ChildComponent message="Hello from parent!" />
</template>
<script>
import ChildComponent from './ChildComponent.vue';
export default {
components: {
ChildComponent
}
};
</script>
<!-- ChildComponent.vue -->
<template>
<div>
<p>{{ message }}</p>
</div>
</template>
<script>
export default {
props: {
message: String
},
mounted() {
console.log(this.$props); // { message: "Hello from parent!" }
}
};
</script>
この例では、親コンポーネント(ParentComponent.vue
)が子コンポーネント(ChildComponent.vue
)を含んでいます。子コンポーネントはmessage
というプロパティを持ち、それは親コンポーネントから渡された文字列を表示します。ChildComponent.vue
内のmounted
フックでthis.$props
をコンソールに出力することで、vm.$props
によって受け取ったプロパティの値を確認することができます。
このようにして、vm.$props
を使用することで、Vue.jsコンポーネント内で親コンポーネントから渡されたプロパティにアクセスできます。これは、親子コンポーネント間でデータの受け渡しを行う際に役立ちます。
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