vm.$isServer
はVue.jsのインスタンス(vm
)のプロパティです。このプロパティは、Vue.jsアプリケーションがサーバーサイドでレンダリングされているかどうかを示します。
Vue.jsは通常、クライアントサイドで実行されますが、サーバーサイドでのレンダリングもサポートされています。サーバーサイドでのレンダリングでは、初回のページロード時にHTMLをサーバーで生成し、クライアントに送信されます。その後、クライアント側でVue.jsアプリケーションが再度マウントされ、動的な動作が実行されます。
vm.$isServer
プロパティは、この環境の判別に使用されます。具体的には、サーバーサイドレンダリングのコンテキストでVue.jsアプリケーションが実行されている場合はtrue
、クライアントサイドで実行されている場合はfalse
となります。
以下は、vm.$isServer
を使用してサーバーサイドとクライアントサイドで異なる振る舞いを行う例です。
export default {
created() {
if (this.$isServer) {
console.log("This is running on the server side");
} else {
console.log("This is running on the client side");
}
}
}
このようにすることで、Vue.jsアプリケーションがどの環境で実行されているかに応じて適切な処理を実行できます。
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