PHPには、JSONをエンコード（PHPデータ構造からJSON文字列へ変換）およびデコード（JSON文字列からPHPデータ構造へ変換）するための組み込み関数が用意されています。
JSONのエンコード（PHPデータ構造からJSON文字列への変換）
PHPデータ構造（配列やオブジェクトなど）をJSON文字列に変換するには、json_encode()関数を使用します。
$data = array("name" => "John", "age" => 30, "city" => "New York");
$jsonString = json_encode($data);
echo $jsonString;
// 出力結果: {"name":"John","age":30,"city":"New York"}
JSONのデコード（JSON文字列からPHPデータ構造への変換）
JSON文字列をPHPデータ構造（配列やオブジェクト）に変換するには、json_decode()関数を使用します。
$jsonString = '{"name":"John","age":30,"city":"New York"}';
$data = json_decode($jsonString, true); // 第2引数をtrueにすると、連想配列としてデコードします
print_r($data);
// 出力結果: Array ( [name] => John 日付未入力 => 30 [city] => New York )
注意点
json_decode()関数は、デフォルトではオブジェクトとしてデコードします。連想配列としてデコードしたい場合は、第2引数にtrueを指定します。
エンコードおよびデコード中にエラーが発生した場合、json_encode()およびjson_decode()はfalseを返します。エラーをハンドリングするために、エンコードおよびデコードの結果をチェックすることが重要です。
JSONは、ウェブ開発やAPIの通信などで広く使用されています。PHPでJSONを操作することで、データの交換や処理が簡単になります。
コメント