v-showはVue.jsのディレクティブの1つであり、HTML要素の表示/非表示を制御するために使用されます。v-showディレクティブを使用すると、要素の表示状態をVue.jsのデータプロパティや式に基づいて動的に切り替えることができます。
v-showディレクティブは、要素を完全に削除するのではなく、CSSのdisplayプロパティを使用して要素を非表示にします。このため、要素はDOM内に保持されたままであり、単に表示されなくなります。
以下はv-showディレクティブを使用する例です。
html
<div id="app">
<p v-show="isVisible">This paragraph will be shown or hidden based on the value of 'isVisible'.</p>
<button @click="toggleVisibility">Toggle Visibility</button>
</div>
javascript
var app = new Vue({
el: '#app',
data: {
isVisible: true
},
methods: {
toggleVisibility: function() {
this.isVisible = !this.isVisible;
}
}
});
この例では、<p>要素がv-showディレクティブによって表示されます。isVisibleというデータプロパティがtrueの場合、要素は表示されます。ボタンがクリックされると、toggleVisibilityメソッドが呼び出され、isVisibleの値が反転されます。その結果、要素の表示/非表示が切り替わります。
v-showディレクティブは、v-ifディレクティブと似ていますが、異なる動作をします。v-ifは要素を条件付きでレンダリングし、条件が偽の場合は要素自体がDOMから削除されますが、v-showは要素をDOM内に保持したまま、単に表示されなくなります。
v-showは、要素を頻繁に切り替える場合に便利で、初期描画コストが高い要素を非表示にするのに適しています。ただし、要素が常にDOMに残り、CSSのdisplayプロパティが変更されるため、パフォーマンスの面でも考慮する必要があります。
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