Vue.jsの v-model
ディレクティブは、フォーム要素とVue.jsのデータとの間で双方向のデータバインディングを提供します。つまり、フォーム要素の値が変更されると、Vue.jsのデータが更新され、逆にVue.jsのデータが変更されるとフォーム要素の値も更新されるという動作を実現します。
テキスト入力の場合:
<div id="app">
<input type="text" v-model="message">
<p>入力されたテキスト: {{ message }}</p>
</div>
<script>
new Vue({
el: '#app',
data: {
message: ''
}
});
</script>
上記の例では、<input>
要素に v-model
ディレクティブを使用しています。これにより、入力されたテキストが message
データプロパティにバインドされます。message
データプロパティは、Vue.jsのデータとして定義されており、入力されたテキストが変更されると自動的に更新されます。そして、<p>
要素内で {{ message }}
を使用して message
の値を表示しています。
チェックボックスの場合:
<div id="app">
<input type="checkbox" v-model="checked">
<label>チェックされたかどうか: {{ checked }}</label>
</div>
<script>
new Vue({
el: '#app',
data: {
checked: false
}
});
</script>
上記の例では、<input>
要素がチェックボックスとして使用されています。v-model
ディレクティブを使用して、チェックされたかどうかを checked
データプロパティにバインドしています。checked
データプロパティが変更されると、チェックボックスの状態も自動的に更新されます。
v-model
ディレクティブを使用することで、フォーム要素とVue.jsのデータの間で双方向のデータバインディングを簡単に実現することができます。これにより、フォームの操作とVue.jsのデータの同期がスムーズに行われ、ユーザーインターフェースの開発を効率化することができます。
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